A Study on Cookie Clicker (C)

  http://orteil.dashnet.org/cookieclicker/

 

 

何を考察したいかというと、ヘヴンリーチップスや猫などで上がっていく速度のこと。

猫ではCpSが(1+0.2×ミルク量)ということでミルク量10(通常実績250解除)として6倍になるのだが、感覚的にはもっと速くなっている気がしていました。

速度が6倍になるということは、大雑把に言えばクッキーを1ケタ増やす(10倍にする)時間が1/6になるわけで、

長時間クッキーを焼く身にとってみれば、感覚的には10倍速以上になったような錯覚があったのです。

ただ、このスピード感も枚数が巨大になるとやがて効かなくなりました。

特に、1e+21(10垓)を超えたあたりから、ヘヴンリーチップスや猫を獲得しても「遅っせーな」という気分になってきます。

しかし、ヘヴンリーチップスといい、猫といい、施設の価格の指数関数的上昇といい、全てが絶妙な設定になっていると僕は思います。

大クッキーのクリックなど途中からはほとんど枚数に寄与しなくなっているのに(×777は別として)クリックしてしまう、

パチンコのような中毒性とはまた別の問題として、設定された関数のさじ加減の絶妙さに感服するばかりです。

 

闇雲にクリックした2013年

2013年9月16日5時9分にスタートしたクッキークリッカーを、改めて振り返ってみます。

このゲームが何なのかよくわかっていなかった私は、6日目にして、全ての施設を100基、残高1枚を揃えておきながら、施設をさらに増やすことばかりに費やしていました。

39日目でゴールデンクッキー7777枚を超えたのに総生産枚数108京枚に対して残高17京枚という異常さです。

ハンドメイドの枚数と預金残高がほぼ等しいとか、如何に私がゲームが下手か、ということですね。

因みに、私は確率や知識やスリルを必要とするゲームは一切やらないのです。艦これにも興味がありません。このゲームでもババアポカリプスには手を付けていませんでした。

11月からは一旦お休みしていました。

クリスマスイブになってクリックを再開し、新年には、1000京枚の残高と2000京枚の総生産に達しました。

 

大失敗

初めてリセットをし、2000数百枚のヘブンリーチップスで臨んだバレンタインシーズンは、5日目の2月18日、残高22京枚 総生産85京枚でプリズムを含む、全施設100基を揃えることが出来ました。

まあ、クリスマスもバレンタインもエイプリルフールもイースターも、クッキークリッカーで実感するという、なんとも寂しいお話ではあります。ハロウィンには無関心です。

3月9日に、2度目のリセットで5000数百枚のヘブンリーチップスを獲得して始め、もうすぐ残高1枚にさしかかろうとした24日目、4月1日の朝、バージョンアップの通知が画面に現れました。

あと、少しで1垓だし、アップデートには少しためらいがありましたが、新バージョンにしてみて、いろんなシーズンに変えられる、と、朝からあれこれ移動して眺めていました。

その晩、ついに残高1垓枚に到達しました。

思えばプリズムを100基集めるために、散々苦労して獲得した、プラス25%のハート型のクッキー。今なら値が上がってもいくらでも買える。残高が減ってもパワーアップして夢の10枚だって目指せる。

私は一気に買いに走りました。

もう買えない、というところまで買ってみて、クッキーが1枚も増えていないことに気づいた私は呆然としました。エイプリルフールに盛大に担がれてしまいました。

後で計算すると、シーズン移動のビスケットを、朝と晩、合わせて32枚もクリックしていたことになります。最初の値段の、4294967296倍です。恐ろしいですね。

あまりのショックにセーブすることも忘れて、ブラウザのほうのクッキーも消してしまいました。

この苦い経験をもとに、2014年6月17日18時56分から、再度0からコンソール自動打ちでやり直し、2015年1月3日、1枚生産することが出来ました。

 

Ver. 2

その後、1年あまりクッキー生産は休業していましたが、2016年2月8日、開発者Orteil氏のツイートで大幅バージョンアップを知り、再度このゲームにハマることとなりました。

最初はドラゴントレーニングを達成するだけでお腹一杯。リセットを繰り返してようやく全アイテムそろえても天使と悪魔のクエストはまだまだ続く。ん?シナジー!?糞アイテム300集めたくなるじゃないか。

ドラゴンによって、Ver. 1では手打ちのパチンコ台だったものが、Ver. 2で自動パチンコになった。シナジーによってもともと貢献度0.1%未満のアイテムにも集める意味が出てきました。

3年もクッキーを焼いているコアなクッキー廃人でも、10枚焼くまでがお楽しみなんじゃないだろうかと思います。

しかし、全アイテム取得、全クエストを達成してもまだ解除できない実績が。プリズム300個、リセット100回、クッキー1000溝枚、1枚。

実績を1つずつ潰しながらリセットを繰り返し、日めくりカレンダーのように回転の鈍いパチスロ台をツールで自動で打たせて幾星霜。クッキー廃人は何ヶ月、何年かかってもクッキーを焼き続けるのです。

そういうわけで、私は2016年3月13日、1澗枚クリアをリセットしてはるかな旅路へと向かうのでした。惑星を撮影し終えたボイジャー宇宙船のように。。。β版で1000澗枚焼いたのだから、いつかは必ず焼けるはず。。。

 

4周年

2017年、CookieClickerに新施設Chancemaker、Sugarlumpとminigameなるものが登場しました。これでまるで別のゲームになってしまいました。

1000澗枚どころではなく、1枚でも無量大数枚でも焼けてしまう、というのもありますが、何より運と運命の要素が強くなったこと。同時に年月が支配する要素も。パチンコからパチスロに進化したと言えばそれだけのことですが、私はそういうのは好みでない。

運の左右するところはマルチウィンドウで必然に、運命の左右するところは先回りして既知のものとしつつ、2014年から引き継いでいるゲームのほうは1那由他(テキスト出力データ)、新たにやり直しているほうは1極(テキスト出力データ)に達し、アセンド(リセット)しました。

Excelファイルとセーブデータ(テキストファイル)の詰まったzipファイル上げておきます。

 

考察は転生の果てに

絶妙な設定であることは確かだと思います。ただし、Ver. 1は一般人向け、Ver. 2はコアユーザーが前提。このゲームの特徴は運で損をしないこと。ゲームの進化はパチンコのそれに酷似していること。数にこだわりのある特定の界隈には向いているんじゃないかな。

リセット時の加速の関数は、Ver. 1はルート、Ver. 2は3乗根。とはいっても、1桁上げるために2回リセットするペースは変わりませんでした。理屈より慣れが優先してしまいます。問題は、V2.003以降、「焼く」よりも施設の売買を繰り返した方が稼げるようになり、アセンド(リセット)しないほうが効率が良くなってしまったこと。枚数と追求とゲームの楽しみのバランスを取ることが課題です。